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2016-03-02

最期の晩餐

玉ねぎ・人参・セロリの香味野菜とさばいた牛タン

作り始めの状態。玉ねぎ・人参・セロリの香味野菜とさばいた牛タン。

縁起でもないですが。最期の晩餐は何がいいですか?

私は迷わず「タンシチュー」。
そう、昨日壊れたミキサーが必要だったアレである。

母のタンシチューは、なんていうか「大人の味」だった。
材料は若干違うが、作り方がほぼ同じの私のタンシチューもきっとオトナ味なんだろう。

幼少〜学生時代、友人にシチューの美味しさを伝えようとしたが、半分以上はホワイトシチューを想像していたようだ。
ビーフシチューなどのいわゆる「ブラウンシチュー」は家より洋食屋さんで食べるものだったのかもしれない。

今ではデミグラスソースといえば通じる。市販の固形ルーもある。
ずいぶん時代は進みましたなあ。

出来上がりのタンシチュー

出来上がりのタンシチュー。なめらか。

さて、オトナ味の理由とは。
家以外で食べたことのあるシチューと比べると、変な甘みのない味わいと、香ばしい香りが特徴だろう。
具体的なポイントは下記。

・加えるデミグラスソース:KISCO HCQソースデミグラス(ネットで買えます)
・香味野菜の処理:料理教室で教わったところ、お肉を煮る過程で一緒に入れる香味野菜は取り除くが、ウチではお肉を取り出しデミグラスをプラスした後、お野菜ごとミキサーにかけてしまう。なので野菜の香りやとろみが加わる。
・言わずもがな、ワインはたっぷりと。ただし酸味の強いワインは要注意。
・ルー:お手軽なブールマニエ(バターと小麦粉を混ぜたもの)ではなく、バターで小麦粉をブラウンになるまでしっかり炒める。

ブラウンルー

ブラウンルー。シチューのとろみと香りを創り出す。

 

お分かりの通り手がかかる料理だ(デミグラスは市販のものだけれども…)
しかもブラウンルーを炒める匂いときたら、寒い冬なのに換気扇や空気の入れ替え必須である。

でも、忘れえぬ母の味であり、私の料理レパートリーの中でもNO.1のご馳走です。
母にもそろそろ食べさせてあげなければなあ。

さて、まだまだこの世にサヨナラを言う気はないが、明日ぐらいちょうど良い塩梅に仕上がっていそうだ。
それではいただきます。

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